出生数70万人時代。少子化の本当の原因は「未婚化」だった
2026年2月27日の南日本新聞記事で、日本の出生数が70万人台まで減少したことが報じられていました。
少子化は以前から言われてきましたが、いよいよ数字としても“現実の重み”が増しています。
参考:
南日本新聞
「出生数10年連続最少 25年70万5809人」
(記事はこちら)https://373news.com/news/national/detail/2026022601001758
ここで一つ確認しておきたいことがあります。
多くの人が
「日本は子どもを産まなくなった」
と思うかもしれません。
しかし、データを見ると少子化の本質は別のところにあることが分かります。
1)日本の出生数は減り続けている
まずは出生数の推移です。
【日本の出生数(近年)】出典:厚生労働省「人口動態統計」

2025年に産まれた外国人を含む子どもの数は70万5809人となり、統計を始めた1899年以降最小を更新しています。(日本人だけの出生数も68万人より減る見通しです。)
これは、政府想定より17年早く進んでいるといいます。
ちなみに鹿児島県の2025年の出生数は9209人でした。
2)合計特殊出生率は過去最低水準へ
次に、女性が一生に産む子どもの数を示す 合計特殊出生率です。
【日本の合計特殊出生率】出典:厚生労働省「人口動態統計」

合計特殊出生率をもう少し詳しく説明すると、
未婚の女性も含めて15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計した指標で、1人の女性が一生の間に産む子どもの平均人数です。
2023年の合計特殊出生率が1.20。
人口を維持するには、おおむね2.07を保つ必要があると言われており、今後も同程度の出生率が続くと、日本の人口は長期的に減少していくと言われています。
3)しかし「結婚した夫婦」は、子どもを持っている
ここで重要なのが、次のデータです。
完結出生児数(結婚した夫婦が最終的に持つ子どもの数)
【夫婦の完結出生児数】出典:国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」

完結出生児数について、もう少し詳しく説明すると、
結婚持続期間15〜19年の「初婚」どうしの夫婦が、最終的に設けた子どもの平均数です。
このグラフが示すのは、とても大切な事実です。
日本人は、結婚すれば平均して約2人近くの子どもを持っている。
つまり、
少子化の原因は「結婚した人が子どもを持たない」ことだけでは説明できません。
4)少子化の本当の原因は「未婚化」
では、何が一番大きいのか。
答えは 未婚化(結婚する人が減っている) とも言えます。
【日本の生涯未婚率(50歳時)】出典:国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」

2020年の男性の未婚率は28.25%、女性の未婚率は17.81%。
結婚する人が減れば、当然、出生数も減ります。
少子化対策の議論はさまざまありますが、データ上の構造としては
少子化の本質=未婚化
と整理できます。
鹿児島の現状:出生率は高めでも、減少傾向は止まっていない
鹿児島県は全国に比べると合計特殊出生率はやや高い水準と言われます。
しかし、出生数は減少傾向が続いています。
その背景には、いくつかの要因があると考えられています。
例えば、都市部と比べて
家族や地域とのつながりが比較的強いことや、
三世代同居など子育てを支え合う環境が残っている地域もあること、
また住宅環境などの面で子育てのハードルが比較的低いことなどが挙げられます。
一方で、人口減少や未婚化の影響は鹿児島でも進んでおり、
出生率が比較的高い地域であっても、出生数自体は減少傾向が続いています。
【鹿児島県 出生数】出典:厚生労働省「人口動態統計」

前述の通り、鹿児島県の2025年の出生数は9209人。
前年比290人減で過去最小です。
【鹿児島県 合計特殊出生率】出典:厚生労働省「人口動態統計」

鹿児島県の2024年の合計特殊出生率は1.38。
鹿児島でも「結婚する人が減る」ことは大きな課題
未婚化は、鹿児島でも無関係ではありません。
【鹿児島県 生涯未婚率】出典:総務省統計局「国勢調査」

さらに、結婚(婚姻)の数が減れば、出生数にも影響します。
【鹿児島県 婚姻数】出典:厚生労働省「人口動態統計」

人口の減少も、地域の婚姻数・出生数に影響していきます。
【鹿児島県 人口】出典:総務省統計局「国勢調査」

結婚支援は、未来への投資
もちろん、結婚や出産は「こうすべき」というものではありません。
人生の選択は人それぞれです。
ただ一方で、実際に婚活のご相談を受ける中で、次のような声をよく耳にします。
「結婚したいけれど、出会いがない」
「マッチングアプリや日常の出会いではなかなか難しい」
「安心して真剣交際に進める環境がほしい」
こうした悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
先日、鹿児島市役所のこども未来局を訪ねた際にも、担当の方が次のようなお話をされていました。
「特に鹿児島では、結婚が増えると子どもの数も増えると思います。」
今回の記事でも見てきたように、日本では
結婚した夫婦は平均して約2人の子どもを持つと言われています。
つまり、少子化を考えるとき、
「結婚という選択ができる環境づくり」も
とても大切な要素の一つだと言えるのではないでしょうか。
私たち『縁サポートJin』では、
結婚を希望する方が安心して出会える場を整え、
一人ひとりのご縁をつなぐサポートを行っています。
〜成婚された皆さんと過ごした、うれしい時間〜
昨年の年末には、これまで当会でご成婚された方々との
忘年会を開催しました。
当日は、ご夫婦やお子さんも含めて
およそ70名ほどが集まってくださいました。
小さなお子さんを連れて来てくださったご家族も多く、
会場にはたくさんの笑顔があふれていました。
ご夫婦で楽しそうに話されている姿や、
元気に走り回るお子さんたちの姿を見ていると、
「こうして新しい家族が生まれているんだな」
と、私たちもとても嬉しく、
温かい気持ちになる時間でした。

結婚はゴールではなく、
そこから新しい人生や家族が始まっていきます。
一つひとつのご縁は小さく見えるかもしれません。
しかし、その積み重ねが地域の未来につながっていく。
そのご縁づくりを、これからも鹿児島で続けていきたいと思っています。
「結婚したいけれど出会いがない」と感じている方は、
意外と多いのではないでしょうか。
鹿児島で結婚を望む方が、安心して出会える環境をつくりたい。
そんな思いから、この記事を書きました。
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